2010GW自転車旅 頓挫
【2010.5.15 追記】
たくさんのお見舞いコメントありがとうございます!
またご心配をおかけして申し訳ありません。
不幸中の幸いがたくさん重なり、とりあえず笑顔でおります。
来週から試験的に仕事を再開しつつ、少しずつ現場復帰してまいります。
痛めたパーツが元通りになる(完治)までは、
まだまだ時間がかかるため、ご迷惑をおかけいたしますが、
なにとぞよろしくお願いいたします。
仕事に関しましては、スタッフ一同協力のもと、
通常通りの業務を遂行したいと思いますので、ご心配なくお声かけてください!
ただ、こちらのブログは更新できない状況がしばらく続きます。
Twitterで、@from_yamagata をフォローいただくか、
右側コラムに表示するつぶやきをご覧ください。
【2010.5.31 追記】
旅行文(紀行文というほどじゃないのでね)および写真を追加。
良いも悪いも参考になれば。
4/30
山形市を出発し、遊佐町吹浦にある西浜キャンプ場へ。
猛烈な疲労感と、それに正比例する猛烈な食欲。
山形から約130キロ。
山形市〜西浜キャンプ場間は
毎年のように"通い"慣れたルートなのだが、
今年は初めてキャンプ道具フル装備での自走だった。
いつもより+10キロ近い増量なのだから、疲れるワケだ。
*ぼくの装備一式はこの時とほとんど変わらない。
山形市を5:40にスタートし旧羽州街道(R13)を北上。
定番の休憩地大石田駅でゆべしでお腹を満たし、
新庄からR47に入り、
かなりへばってたどり着いた戸沢村の道の駅「高麗館」では、
荷物を山のように積んだ自転車野郎と遭遇。
北海道を出発して2週間、この日は天童か東根泊(野宿)で、
翌日に仙台に関山越えすると言っていた。
元気もらう。
が、もらった元気が持ったのは、わずか白糸の滝ドライブインまで(笑)
月見うどんでチャージしてひたすら先を目指す。
狩川からR345へ。これもいつものコース。
途中、お馴染のコンビニに顔を出しつつ、一路西浜へ。
いやはや思った以上に遠い、遠い。脚が重い。
今年はなかなか暖かくならなかったせいや、仕事のタイミングなどで
ほとんど初乗り状態でのツーリングだったし...なんて言い訳をプラス。
西浜に辿り着いたのは17:25、12時間もかかってしまった。
ささっとテント設営を済ませ、近くのスーパーへ買い出し。
カレーライスやら、パスタやら、買ったものを次々とたいらげ、
敷地内の温泉「あぽん西浜」で生き返る。
風呂上がりのビールは最高♪
ちなみに奥のテントがぼくのMSRハバ、
手前はアライテントのトレックライズDXフライ仕様。
5/1
5時半に起き、輪行する吹浦駅へさっさと移動してから、朝食。
あまりノンビリし過ぎて、列車に危うく間に合わなそうになる。
羽後亀田駅下車。
341号線をひた走り、標高350mの峠越え。
46号線に入ってようやく、道の駅協和で昼食。
最初はキャンプ場で朝飯を済ませてから
駅に向かおうと話していたのだが、作戦変更が大正解。
ソーセージを焼いたり、スクランブエッグを作ったり、
コーヒーをいれたりとかなりリッチな朝飯がたたって、
ホームをまたぐ階段を下りる前に電車が到着して、ホントにぎりぎりのぎり。
自転車も荷物も列車内に放り投げて飛び乗った。
吹浦駅8:13出発、羽後亀田駅09:10到着。
羽後亀田駅は、駅舎に駅員代わりのおばちゃんが一人という、
ひなびたほぼ無人駅(おばちゃんもすぐにいなくなった)。
駅のすぐそばからR341に乗り、角館に向かう。
距離にして70キロ弱の行程だが、このR341がキツかった...。
登り始めの標高が80mほど、そこから350mまで。
最後はまっすぐに登れず、ずっとジグザグ登坂。
しかも、国道とはいえさすが300番台だけあって、
下りは車がすれ違えないほどの激セマ。
途中で見渡せる雄物川の眺望が疲れを癒してくれた。
事故は、それから間もなく。
もうすぐ下りになり、角館まであと少しの時点。
後ろからいきなり車にはねられ、5〜6mふっ飛ばされて道路わきの斜面に突っ込み、それから2mほど転がり落ちて、四つん這いで止まったらしい。
(ぼくは飛ばされたことすら記憶にない)
そのまま救急車で角館まで運ばれ、入院。
自転車旅は2日目にして頓挫した。
R341の山越えルートを過ぎると、だらだらと平坦な道。
追い風に運ばれるように快調に走る。
すでに昼飯時を過ぎているのだが、食堂どころかコンビニすら見当たらない。
R46へ入ったところでローソンを見つけるが、
その先10キロほどのところに道の駅があるようだ。
せっかくここまで我慢したんだから、ちゃんとしたもの食べようということに。
道の駅協和に着いたのは14:00時近く。
カツ重大盛りが事故前に食べた最後の食事となった(笑)
休憩をかねてゆっくりと食事をし、コーヒー&シガレッツを楽しみ、
「あと20キロぐらいで角館だぁ!」と、意気揚々と道の駅を出発したのだった。
それから15分、まさかねー。
全治2カ月。
右足首骨折、右肩甲骨骨折、左肩脱臼、左側頭部裂傷と、あちこちボロボロだが命に別状はない。
幸いにも、事故の状況からみたらかなりの軽症ですんだらしい。
リアサイドバッグが相当にクッションの役割を果たし、命拾いしたと思われる。
5日まで角館に入院し、6日早く山形に戻る予定。
山形での入院先は未定。
全ての意味で、ったく!!!
@iPhone
山形に戻りSS病院、SSD病院と2つの病院を転院後退院。
現時点で右足首のギブスが取れるまで約2週間。
両肩に鈍痛が残り、明日は念のためMRI検査を行う。
仕事は待ったなしで、ヒーヒー言いながら日々こなしている。
ともかく。
お盆にはリハビリツーリング、
秋には事故現場からリスタートしてリベンジしたいと思っている。
最後に、加害者や所属している会社の方も礼と詫びを尽くしてくれ、
相手方保険会社の担当者も信頼でき、
これもまた数えきれない"不幸中の幸い"の一つである。
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