七五三縄/成田山帰命院
七五三縄。
注連縄とも書くが、本来の意味からして「七五三縄」(または「知九目縄」)が正しいようで、魔法陣九目の真ん中横一列をとって七五三としたらしい。
横縄の場合は、三筋・五筋・七筋の藁を足らすが、この七五三縄は結び初めが七筋、途中から五筋、三筋となり、横縄を結んで「輪じめ/輪飾り」としている。
輪は「雲」を、紙の幣(しで)は「雷」を、五筋・三筋の藁は「雨」を表し、天候の恵み、五穀豊穰を願うものだそうだ。
うーん、有り難すぎる。
由来、蘊蓄はさておき、一目見てそのプリミティブさに魅了された。
作り手は、山形市の成田山帰命院の副住職、羽柴照顕さん。
七日町リフォームの着工前のご祈祷もお願いしたし、引っ越しすればご近所さんとなる。
これからもご縁をよろしくお願いします。
YouTubeのムービーは、帰命院で毎年行われる夏の護摩供養の模様。