太陽とクシャミ
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実は、上記ブログに、
「太陽を直視したときのクシャミは遺伝子」
といった話題が書かれていました。
そのコメントに、僕は以下のような内容を書き込みました。
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太陽を見るとクシャミが出るのは、
ある遺伝子を持った人に限るのではなくて、
実は科学的な理由があると聞いたことがあります。
空(太陽)を見上げる=顔を上げると、
普段は日の目を見ない鼻の穴もいっしょに太陽の光を浴びますよね。
この時、鼻腔内の粘膜が乾き、
そのためにクシャミが出るのだそうですよ。
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でも、うろ覚えな情報だったので、改めてネットで調べてみました。
いやいや、「太陽+くしゃみ」で検索すると、
すごい数のHPやブログがヒットして、びっくり。
『太陽とくしゃみ同盟』なるHPまであります!
このサイトにならって広辞苑を開いてみると、
「鼻の刺激または烈しい光刺激によって起こる…」とある。
太陽だけではないんですね!
実際に、検索したサイトを見ていくと、
蛍光灯などを見た時や懐中電灯を当てられた時にも
クシャミが出る人が確かにいる!
つまり、太陽の光がクシャミをもたらすのは、
肉体的な刺激(だけ)でなく、
「眩しさ」という心因的なものもあるということ。
こんな内容が書かれたサイトもありました。
明るい光を浴びたとき、約3人に1人は、クシャミをし、
フォティクスニーザ(photic sneezer)と呼ばれている。
この場合、遺伝形質のため両親のどちらかから貰ったことになるという。
“photic”=手元にある英和には載ってない単語なんですが、
“光の”とか“光による”という意味でしょう。
“sneezer”=は“クシャミする人”。(sneeze=くしゃみ)
要するに「光によってくしゃみする人」ですが、
遺伝するとしたら、きっと「光アレルギー」的なものじゃないかと推測できます。
なかには、僕のコメントと同様に、
「太陽の光で鼻腔内が乾燥して…という説を聞いたことがある」
と書いてあるサイトもありましたが、いずれも不確か。
「鼻腔が乾いて…」という話をどこかで耳にして以来、
その“至極最も”な理由からすっかり納得し、
ずっと信じてきたんですが、世の中は不思議がいっぱいですね。
ところであなたは…
太陽を見るとクシャミが出ますか?
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