顔をどうする?

「山形のリフォーム 増改築の本 Zen<Go」の制作が、
いよいよ大詰め。
来週初めにはすべてのDTPデータを入稿し、
印刷・製本を経て県内の書店に並ぶ。

今日は夕方から、本の顏である表紙デザインの
方向性について打ち合わせ。
大小の記事タイトルを並べ、表紙を見るだけで内容がわかるものもいいが、
その前に、棚に並んだり平積みされた数多くの住宅雑誌の中から、
まずは、手に取ってもらえなければ意味がない。
そこで、できるだけシンプルにし、写真1点とタイトル関係、
それに、この本のキーフレーズ…

美しく住み継ぐ家、

豊かに生き返る家。



…が、スッと立ち上がるように配したデザインで行こうと、
大筋が決定。後はサンプルを制作して詰めていくこととした。

打ち合わせがほぼ終わっての談笑タイム。
「鴨雑炊うまそうだったぁ〜」
「高円寺、とんぼ返りすみませんでした〜」と、
担当営業のシンタロウくん。
ブログ毎日見てますとウレシイことを言ってくれる。

ライトアップされた文翔館を車窓から眺めながらの帰り道…。

この街のランドマークとも言える文翔館も、
旧県庁の建物を全面的にリフォーム(改修)することで、
多用途の文化施設として生まれ変わった。



リフォームは、施主にとっても設計・工事する側にとっても、
新築以上にむずかしい面も少なくない。
それでも、スクラップ&ビルドの時代は、疾うに終わっている。