最上紅花
雲の峯 あつめて早し 紅粉の花
って、冗句はともかく(笑)
先日、河北町の紅花資料館長を長く務め、
現在は「最上川紅花ボランティアガイド」をされている
真木正雄さんの話を聞く機会がありました。
「はんげ ひとつ咲き」
「はんげ」は半夏生のこと。
夏至から数えて11日目、7月2日を指しますが、
この日の早朝、時刻にして4時半頃に、
朝もやにけむる紅花畑の中で、
一輪だけ、他の紅花よりも早くポッと咲く花があって、
それを「はんげ ひとつ咲き」と言うのだそうです。
どの畑でも、その広さに限らず、必ず一輪だけ。
それも毎年決まった場所の一輪が…。
ロマンチックですね。