がおる
この山形弁ほど、在京の時、使えなくて不便に感じた言葉はありません。
元気がない
まいってる
めげている
用例で言えば…
試験ができなくて、がおった
風邪で、がおった
彼女に振られて、がおった
用事を山ほど言いつけられて、がおった
この「がおる」を東京で、仲間内で使うには、その意味やニュアンスをなんとか伝えて、わかってもらわなくちゃなりません。
そこで思いついたのが、漢字化でした。
理由や原因はさまざまでも、その結果として自分がとにかく「ガクッ」となっている状態。
僕がこれをどう漢字化して伝えたか…。
「我折る」
です。今振り返ってもけっこういい線いってると思うのですが。