山形増改築の本

久々のBlog、で「仕事のこと」に初エントリー。
ここのところ、タイトルにも書いた「山形増改築の本」プレ創刊号の編集、制作、入稿作業に追われていた。
20日がデッドラインなので、相変わらずの綱渡り。
なんとか間に合いそうだ。
店頭に並ぶのは7月30日らしいので、もしよかったら手にしてみてください。
原稿の最後に書いたのが、「温故知新。」という特集ページのトビラに入れるコピー。

家を「住まい」と言う。
「住まい」は「住まう」から転じた。
「住まう」は「住む」に反復継続の
意味が付加された言葉だ。
すなわち「住み続ける」こと。
その場所が「住まい」である。
住み続けた記憶が蘇るとき、
「住まう」ことの新しきを知る。

「住む」と「住まう」はどう違うんだろう?という気付きをそのままに綴ったらこうなった。
日本語は面白い。
ちなみに、増改築の本の正式タイトルは「Zen<Go」とネーミングした。
ビフォーアフターをもじったもの(日本語で「前後」)だが、リフォーム前よりリフォーム後の方が価値が大きい意味の「<」、善い(Zen)方向へ進もう(Go)という思いを込めてみた。
創刊から制作に関わり、すでに7冊を数える「山形の家づくりの本」の別冊として発刊されるが、実質の創刊号は来春発行予定。
売れるといいな。
そしてそれ以上にリフォームという生き方が、山形らしい住文化をつくっていってくれたらいいな。
そう願っています。