400kmポタリング - KHS F20-R[3]
■5月4日(月)/3日目 走行距離:約70km
山形県遊佐町吹浦〜R345〜八幡〜R345〜松山〜R345〜立川〜県道361〜清川橋〜R47(鶴岡街道)〜白糸の滝ドライブイン〜R47〜古口〜県道34〜升形〜R458〜R47(鶴岡街道)〜新庄〜R13〜舟形・あゆっこ村キャンプ場
連日爆睡。
朝起きると、膝の痛みはほとんどない。昨朝がウソのようだ。
勝木から遊佐までクルマでトランスポートしたため、400kmのポタリング計画が80kmほどショートカットしてしまったが、山形まで自走してゴールしようと決める。サポート隊が用意してくれた朝食のあと、テント撤収。念のため同じテーピングをして出発する。距離的には2日目と同じくらいなのだが、膝が復調したのと、何度も走っているルートなので、楽勝気分。
天気も薄曇りで暑くもなく寒くもなく、自転車には最適の1日になりそうだ。
今回は先を急がず、"旅"らしく、気になる場所や町ではあちこち寄り道を楽しみながら走るつもりだったのだが、膝の痛みが出てからはそれどころじゃなかった。せめて後半の130kmぐらいは、のんびり行くことにしようとY也くんと話し合う。
清川橋に向かうR345は、すっかりバイパスが整備されてとても走りやすい。そこをできるだけ旧道を選び、静かな集落の中をくねくねと進んだ。先に舟形へ向かっているサポート車にリアのサイドバッグは預けてしまったので、実に身軽で快調。ルンルン♪である。
庄内は、内陸や山間部を走るのとは全く違った楽しさがある。そのいちばん大きな違いは、鳥海山の存在だ。今日のルートは鳥海山を背にして、どんどん離れていくのだが、逆の場合は山容の美しさと迫力が1km進むごとに増す。
遠くは村山市にある道の駅あたりからも望むことができるため、延々と100km近くをこぎ続け、間近に迫った時は感動的ですらある。
昼飯には少し早いが、予定通り松山の四十番で。未食の平打ち麺を頼む。スープはオーソドックスな醤油味中華なので、魚介系の出しが相変わらず美味しい。食べ終わって出発する準備をしていると、女将さんが出てきてどらやきをくれた。
途中、このルートを走る時は必ず立ち寄るコンビニ、YSKベニバーズいしづかで休憩。奥さんとひとしきり立ち話をしたあと、最上川を渡り白糸の滝ドライブインへ。新緑の白糸の滝を愛でながら、行動食がわりに四十番でいただいたどらやきを頬張る。
それにしても、自転車旅にR47は怖い。追い抜いていくクルマが脇をかすめるたび、ハンドルを握る手が汗ばむ。その精神的なストレスは肉体的な疲労感以上だ。古口まで、緊張しながら先を急ぎ、そそくさと県道34に避難。アップダウンがけっこうキツイが、膝は軽い痛みを感じつつなんとか持ちこたえたし、大型車の風圧を感じずに走れる分、心地良いコース選択と言える。
坂道の登りは、相変わらず時速10km程度の鈍足で息もゼエゼエと荒れまくるのだけれどね。
R13に入ってすぐのコンビニでトイレ休憩。あゆっこ村までの残りはわずか。あとは休みなしで一気にキャンプサイトまで行くことにする。R13から、キャンプサイトまでのアプローチは激坂。まっすぐはとても登れないため、2台してジグザグ走行。到着、16時。
サポート隊のおかげで、テントはすでに設営済みだし、食事の心配もいらないので、大助かりである。その一方で我がままを言えば、自力で衣食住のすべてを背負っての自転車旅を完遂できない残念さもあり、ちいと複雑。体力、脚力、気力をもっと充実させなきゃと誓うのであった。
地元の人も「こんなに混んでいるの見たことない」と嘆くほど激混みのあゆっこ温泉に浸かり、1名増員したサポート隊メニューに舌鼓を打ち、またしてもビールから焼酎に移行した記憶もなく撃沈。21時半にはテントにもぐり込んだ。
明日は最終日。
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