KHS F20-RA 2010

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F20-RA〈2010〉

●フレーム:AN6スーパーライトアルミ+アルミシートステー
        クロモリソフトテール、新折りたたみ機構
●カラー:ディープレッド、スーパーホワイト
●変速:フロント2速×リア10速
●ペダル:VP-320 PIN シルバー
●参考重量:10.4kg(9.9kg)
●フレーム:AN6アルミエアロ+新型折りたたみ、チェーンステーCr-Mo、ソフトテール

●フォーク:カーボン、アルミステアラー
●ヘッドパーツ:FSA インテグラルNO.23
●ハンガーパーツ:DriveLine 2-PC
●コラム:SR-26A アルミ ボトルアダプター
●ハンドルバー:PTエアロショートブルホーンホワイト
●ハンドルステム:Powertools  EX:60mm ホワイト
●グリップ:バーテープ ホワイト
●ブレーキレバー:TEKTRO RL720 シルバー
●ブレーキ:シマノ BR-R450
●チェーンホイール:DriveLine DA30-OS 55 44 170ホワイト
●ペダル:VP-320 PIN シルバー
●チェーン:KMC DX10S
●シフトレバー:MicroShift BS-A10 バーエンド 20Speed
●F ディレーラー:MicroShift FD-R82W ホワイト
●R ディレーラー:MicroShift RD-R66W ホワイト 10S
●フリーホイール:シマノ CS5600 11-23T 10S
●サドル:Sanmarco Ponza White
●シートポスト:SP-368 27.2×400 アルミ
●シートクランプ:-
●リム:Weinmann SP-19 20×1.5 White/Cnc
●タイヤ:PTケブラー 20×1.35 White/BK/White
●F ハブ:AMC Micro58 24H Black 100mm
●R ハブ:AMC RD-205 32H Black 130mm
●スポーク:15G SS
●その他:ソフトテールリヤショック、ベル n+1 KC136AA アルミスタンド
●引き抜き式:折りたたみ式
●ハンドル収納:引き抜き式

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2009年モデルとの一番大きな違いは、
シフトレバーがSTIからバーコンに変更されたこと。
操作性で言えば、STI>バーコン>Wレバー、
軽量、ローメンテ性、故障のしにくさなら全くその逆で、
Wレバー>バーコン>STI、と言える。

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ショートブルホンによるハンドルの軽量化と、
それに伴って選択肢がバーコンしかなくなったとも言えるのだが、
個人的には、この組み合わせを積極的に行ったのだと思う。
折り畳みでありながらロードバイクに匹敵するF-20Rシリーズの
走行性をさらに高めるための進化だと。

バーコンは使ったことがなかったので不安もあり、
STIモデルを選択することもできたのだが、
実際に使用してみての感想として、
ショートブルホンバーとバーコンは相性がいい。
STIに比べればシフトチェンジの時に、
手の位置を動かす必要があるものの最小限で済むし、
クルージング中にバーエンド以外の部分を
握っていることが多い僕にとっては、
どうせ持ち変える必要があることに変わりないからだ。

それに、頭でっかちに見えていた2009年モデルに比べ、
シフトワイヤーなどハンドルまわりが実にすっきりし、
とてもスマートな印象になったのもいい。
どうしてもSTIに戻したければ、換装することも可能だしね。

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もうひとつのウレシイ進化はブレーキ。
効かない、危ないでオーナーには有名だった
TEKTROのブレーキはSHIMANO製になり、
ピシッと気持よく止まる。
これで、下りで多少スピードオーバーしても
全く不安がなくなった。

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KHS F20-R 旅仕様」のエントリーでも紹介した、
耐荷重で25キロという比類なきシートポストキャリア、
axiom PERFORMANCE GEARの
「オデッセイリアサスペンションキャリア」を再度と思ったら、
国内のどこの通販でも扱いを取りやめていて在庫なし。
今回、自転車本体からいろいろとお世話になった
サイクルショップ ライフさんにも調べてもらったが、
結果は同じだった。

そこで、使いたいサイドバッグと想定する荷物の最重量、
キャリアとのマッチング、
ペダリング時の踵との接触具合などを、
同じくライフさんにアドバイスいただいた。
そのうえで悩んだ末に選んだのが、
RIXEN KAUL「フリーラックプラス BZ820」

その名の通り、
RIXEN KAUL「ラックパック1 プラス  BZ851」に対応するものだが、
その形状から分かるように他のサイドバッグも装着可能。
最大耐荷重が10キロというのが物足りないが、
axiomのキャリアが購入できなくなった以上、
選択肢はこれのみと考えていいし、
荷物そのものさらなる軽量化を進める理由にもなる(笑)

逆に言えば、axiomのキャリアはそれだけ
コストパフォーマンスが高いのだが、
RIXEN KAULのはコンパクトにまとまっている分、
小径車のF20-Rシリーズには似合う気がする。
サイドバッグはまだ悩んでいる最中で、
近いうちにベストセレクトを紹介しようと思う。

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ハンドルまわりはこんな感じ。
分かる人には分かるだろうけれど、
実はハンドルポストを2009モデルのものに換装している。
その理由は、ハンドルポストの前面に、
2009モデルにはあったダボ穴台座が、
2010年モデルではなくなってしまっているからだ。
このダボ穴は、RIXEN&KAUL ヘッドチューブアダプターにドンピシャで、
これがないのは致命的とも言える。
先にも書いたように、このF-20Rシリーズは、
フロントバッグが必要なランドナーなどのツーリング車ではなく、
ロードバイクとしてのピーキーな個性を際立たせる意図を
さらに明確にしたということなのだろう。

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普通の自転車であればトップチューブ、ダウンチューブを兼ねた、
メインフレームにあるダボ穴には、
ボトルケージとエアポンプをセットした。
ところがこれが意外とうまくいかないので、ちょっとアイデアを。
愛用しているTOPEAKのミニモーフに付いている
クランプではボトルケージと併用できない。
そこで、同じTOPEAKのホルダー キット (TPD-2C)を別途購入し、
ボトルケージと重ねて取り付けることで、
一つのダボ穴を有効利用できる。
写真で分かるようにミニモーフと折り畳みのヒンジ部分も、
この方法なら接触しないで装着可能だ。

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最後にサドルとペダル。
サドルはディフォルトではSanmarcoのPonzaが付けられている。
これもかなりのパフォーマンスを誇り、
50キロ程度ではお尻は全く痛くならなかった。
が、あえて絶大なる信頼をおいている、
SELLE SMP GLIDERの白に変えてみた。
2日間で100キロを走ってみたが、いい具合。
SanmarcoのPonzaと走り比べている最中である。

で、ペダル。
がちがちのロードバイクじゃなく、
あくまでランドナーを目指しているので、
片面SPD、片面フラットのBBBのペダルを付けてみたのだが、
結局、SHIMANO SPDスポーツ・ツーリングペダル PD-A530
戻してしまった。
SHIMANOのSPDシューズには、SHIMANOってことかな。
BBBのペダルがカチッと気持よく決まらないのは、
走り出しにかなりのストレスがあったからなぁ。
 
 
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