とうかい どうでしょう

まさに「水曜どうでしょう」の絵だね。...というわけで、「とうかいサイクリングチーム」恒例の夏イベントの今回は自転車からカブに乗り換えて、福島県金山町にある沼沢湖畔キャンプ場へ。
カブ乗りは2名、2台。リトルカブとハンターカブ(CT110)。ハンターカブでの遠出は初となる。キャンプ道具搬送をかねてさらにクルマ1台2名が並走する。

当初はクルマで自転車を米沢まで運び、山形〜沼沢湖までの150kmを70kmほどショートカットし、大峠越えを自走する計画だったのだが、急遽変更。これが結果的に大正解だった。

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いつものように、山形市内宮町にあるコンビニとうかいを出発。ぼくが乗るハンターカブは小型二輪なのだが、もう1台は原チャリなため制限時速は30km/h。しかもオートバイ自体初めて乗るという相棒に合わせて、トロトロとのんびり走る。

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米沢市内を抜け、道の駅田沢なごみの郷で長めの休憩。その後一気に大峠を越え喜多方へ。大峠のトンネルの多さは、車の流れに乗れないカブにとって、かなりの精神的ストレス。自転車だったら倍加するわけで、それがバイク旅に変更した最も大きな理由だった。
しかし、それ以上に大変だったのが会津坂下から沼沢湖へいたる道中。激坂あり、真っ暗な変形トンネルありで、自転車だったら間違いなく途中リタイアしていた。

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喜多方市内の「まるや」でラーメンの昼食後、山形市から109km地点の会津坂下で給油。ハンターカブCT110の燃費は47km/l。燃料タンクの容量はリザーブ0.9lを含めて4.8lらしいので、安心して走れるのは3.9lまで。無給油での走行可能距離は183kmとなる。これはあくまでも長距離巡航の場合であって、街中なら150kmがいいとこだろう。
仮に一人旅でキャンプする場合、MSR ウィスパーライト インターナショナルを火器にすれば燃料タンクをCT100の予備ガソリンに併用できる。MSRの燃料タンクは大が0.9lほどだから、リザーブタンク分の余裕が生まれるってわけだ。
これに対し、同行したリトルカブの燃費はなんと78km/l!燃費がいいのは分かっていたが、この数字にはさすがに驚いた。東京まで無給油で行けちゃう(笑)

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沼沢湖畔キャンプ場で生ビール三昧の2泊後、帰路。往路とルートと変えようと思ったのだが、帰りも喜多方でラーメンが食べたくなり、元祖「源来軒」に立ち寄って、結局大峠越えすることに。
10年ぶりに近いバイク旅。自力で峠を越え長距離を走り切るほどの達成感はないものの、風を切る爽快感、浮遊感など、2輪ならでは楽しさを再認識した。

次はどこ行こうかな♪

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