鶏だし中華「koji屋」
久々のラーメンエントリー。
更新数がぐっと減ったのは、
食べ物に対する意識が変わりつつあるから。
「理由」ではなく、きっかけとして。
えっとね。
フードマイレージってあるでしょ。
食べ物は地産地消が基本だよって
考え方がもとになっているのだけど、
食料(食材)を遠方から持ってくることによって
輸送時にかかるCO2を、
意識化(数値化)して環境への負荷を
少しでも減らそうという考え方。
でね。
裏の畑で採れた野菜を使ってます、とか、
地元食材にこだわって、みたいな店も増えている。
これ、いいことです。
でもね。
たとえばイタリアの食材を使った店に近所の人が食べに行くのと、
地元食材を使った店にイタリアから食べにくるのと、
数値的な話しと地域活性化という面はともかくとして、
食べられる方が移動するか、食べる側が移動するかの違いしかない。
これって「逆フードマイレージ」じゃなかんべか?
こんなことを、ある時ふと思いついたワケ。
わざわざ遠くの店に食べに行くのってどーなんだろーと。
えっと。
先にも書いたように、これはきっかけでしかなく、
環境への負担を考えて...なんてポリシーまではない。
ただ、"わざわざ"足を運ぶのじゃなく、
別用で(旅行含む)その場所に行った"ついでに"...って範ちゅうで
食べ歩こうかなぁと。
別の「理由」もあるんだけど、それはまた次の機会に。
そんなわけで。
この日は鉄砲町で会議があり、しかも昼抜きだったものだから、
会議終了後にスタッフ側のみなさんと、すぐ近くのkoji屋へ。
気になっていた店にようやく行けたという次第。
店を入るとすぐに発券機があり、
看板メニューの鶏だし中華(こってり)をチョイス。
結論から先に言うと、また行くね、必ず。
スープは鶏だしの香りが強く、白濁していて、魚系もほんのり。
表面にはかなりの脂が浮いている。
(あっさり)を頼んだ人のスープも飲ませてもらったが、
鶏だしの旨味はあっさりに軍配が上がるものの、
この濃厚さも捨てがたい。
その日の気分や体調で選ぶって感じかな。
麺は中太のストレートで、しっかりとしたコシがある。
舌触り、喉越し、いい♪
シルクのような"するり"でもなく、麻のような"がさり"でもなく、
木綿の"さらり"とした感覚...で伝わるかっ(笑)
「普通盛りで大盛り」と謳う麺量とともに、
食べごたえは充分。
具に大きな特徴や個性はないけれど、
この値段ならコスパ的に満足度はとても高い。
■koji屋
山形県山形市寿町10-35
023-633-9090
11時〜14時半/18時〜20時(休:火)
鶏だし中華(こってり):600円
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