肉中華「ひさ野」
土日は、仕事があっても
家族で昼食をとる機会が多く、たいていは
僕のラーメン行脚の犠牲になる。
彼らの本音は、
「どうせ連れて行くなら、初めての店じゃなく
食べて美味しかったところがいい」
というものだ。
もっともだとも思うが、
人生、おいしい話が約束されていることなんか、
ほとんどないのだよ。これから進んで行く道も、
間違いない保証なんてない方が圧倒的に多いだろう。
あえてリスキーな道を選択することだってある。
たかがラーメン、されど人生なのである。
あきらめなさい(笑)
というわけで…家族同行(連行?)のもと、
山形市内、南ジャスコ近く、カワチ裏の「ひさ野」を初訪。
ちょうど昼時とあって前に3組ほどの列ができていた。
待つこと20分、小上がりに腰を落ち着ける。
並んでいる時から、店内に貼ってある写真で気になった
数量限定の「肉中華」をオーダー。息子も同様。
奥さんは「ねぎラーメン」、娘は「ラーメン」。
さて、ここで問題です。
どちらが「ねぎラーメン」でしょう?
*答え:左がねぎラーメン、右が肉中華
肉中華の方がネギ多いっす(笑)
ごらんのようにスープが
全く見えないほどの大量のネギ、ネギ、ネギ。
その小ネギをかき分けながら、まずスープ。
あ〜、ちょっとしょっぱめだが、いいお味。
ライスと一緒だと最強のコンビかも。
軽く味付けされた豚肉もたっぷり入っている。
やっぱり、ライスほしい(笑)
これに、煮卵が丸々一個、ウマ〜♪
肝心の麺だが、実に気に入りました!
中太の縮れで、モチモチと弾力があり、歯ごたえ、
喉ごしともよく、茹で加減もちょうど。
女性陣のラーメンのスープを飲ませてもらうと、
肉中華の動物系ダシ(鶏ガラだそうです)とは
全く異なる魚系(煮干しダシね)で、あっさり。
こちらも美味しい。
先にも書いたように、写真が貼ってあることから、
見た目のインパクトもある肉中華が
ひさ野の看板メニューなのだと思われるが、
実は、この特徴なさげにみえる魚ダシのラーメンこそ、
ひさ野の大きな売りになるのではないだろうか。
次回、きっちり一杯いただこうと思います。
■ ラーメン ひさ野
山形県山形市若宮53-6
023-646-2468
11時半〜15時/17時〜20時(休:火)
(土日祝は21時まで)
肉中華:750円
「(c)ちゅうかツルツルウマウマ隊」隊員No.48
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