チャーシューメン「千石や」
【リニューアルオープンにつき、移転しています】
山形県鶴岡市大宝寺字日本国378-10
(県立鶴岡中央高等学校前)
*電話番号は変わらず
* * * * *
久々、庄内のラーメン。
知る人ぞ知る、いや、知らない人も知ってる、
ラーメンの鬼、佐野実氏のもとで修業した
「支那そばや」直伝の味...っつーことだそうです。
店内にはスープと麺へのこだわりが、
ズラズラーっと。
・粟国の塩(沖縄産)
・海の精(伊豆大島産)
・二年もろみ天然醸造醤油(和歌山産)
・洗双糖(喜界島産)
・帆立貝柱(青森陸奥湾産)
・干しえび(徳島産)
・羅臼昆布(北海道産)
・アゴ焼干(山形産)
・かつお節(枕崎産)
・さば節(屋久島産)
...などの日本各地の吟味・厳選した素材に加え、
麺は国産小麦と内モンゴル産自然100%の鹹水を使用して、
毎朝自家製麺しているとのこと。
さーて、そのチャーシューメンがこれ。
(ちなみに、チャーシューは庄内豚の肩ロースを使用)
スープの一口目は、チャーシューのせいもあってか、
実に濃厚な豚の香りが漂ってくる。
スープの表面も脂でキラキラ輝いている。
しかし、動物系のダシの他、
これだけ魚介系の材料が入りながら、
その風味がどれも突出していないのが不思議。
食べ進めるうちに、豚の風味すら静まって、
印象がどんどん透き通っていく。
麺は2種類あり、
中太の縮れ麺とストレートの細麺。
縮れ麺が好きな僕は迷わず、中太麺を選んだが、
これがまた不思議な縮れ方をしている。
「〜」でなく「m」なのだ。
麺そのものの食感は大盛りだったためか、
少し柔らかめに感じられたが、この「m」の縮れは、
どうやって作ってるんだろう...。
少なくとも手もみで生まれるウェーブではない。
コクと深みのあるスープとの絡み具合は文句なし。
庄内豚を使ったチャーシューも絶品。
ジューシーで柔らかく、それでいて歯ごたえがある。
鶴岡に行く機会があったら、必ず再来店して、
細麺ストレートをシンプルに食べてみたい...♪
ただ、値段だけは不満。
どんなに材料にこだわろうが、手間暇をかけようが、
ラーメンは500円台に収まっていなければ...。
もちろん、安かろう、まずかろうでは困りますが、
あと150円は安くないと、僕にとってラーメンじゃない。
なので、千石やはラーメン店じゃなく、
「極ウマ麺」の店ということで(笑)
■千石や
山形県鶴岡市千石町7-33
0235-25-7242
11時〜14時半ごろ/18時〜20時
チャーシューメン:900円(大盛り+150円)
「(c)ちゅうかツルツルウマウマ隊」隊員No.48
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タグ:庄内