中華そば「しだ食堂」

白鷹町を縦貫する国道287号線沿いの
赤い看板を頼りに脇道に入ると、
住宅が点在する中に、しだ食堂はある。
テレビ番組にも登場するいわば有名店の1軒。

ママさんとカウンター越しにおしゃべりしていたら、
ご主人は脱サラでこの店を始め、開業約20年になるという。
研究熱心で「どんどん新しいメニュー作っちゃうんだ〜」と
ママさんが苦笑いしながら話す通り、他店でも目にする定番メニューの他、
焼きそばラーメンなどの変わり種も豊富。

といっても、僕の場合は
オーダーの9割が醤油味の中華そば(笑)



しだ食堂には、中華そばと支那そばがある。
これもママさんに聞くと、
中華そばは太麺+醤油2種ブレンドで、
一方の支那そばは極細麺+醤油3種ブレンドだそう。

頼んだ中華そば、太麺というほどの太さはなく、
かなり縮れが入っている。
「岸製麺」という見慣れないケースがあったので、
後で調べてみたら米沢では知られた存在のようだ。

 

濃い味ながらもあっさりしたスープによくからみ、
もちもちした食感は抜群♪
チャーシュー3枚に、こりこりメンマなどのトッピングも充実していて、
これでこの値段は遠征の価値あり。

先にちょっと触れた「焼きそばラーメン」だが、
同行者がチャレンジしたので、その調理過程を見ていたら、
まず最初に普通にソース焼きそばを作っている。
一口だけ味見させてもらうと、
醤油スープの中からソース味が現れるという珍味であった(笑)

 

■しだ食堂
山形県白鷹町大字畔藤1958
0238-85-3657
11時〜14時半(日祝:〜15時)/17時〜21時
休:第2・4水
中華そば:500円

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