ワンタンメン「満月」



なにを今さら、の、満月ですが、
川柳さんのエントリーでも書いたように、
ワンタンそのものに惹かれないせいもあって、
実は“初”入店だったりします。

しかし、確かにこのワンタンはすごい。
それ以上に驚いたのは、スープ!
煮干、焼き節、削り節の香り高い和風出しに、
鶏ガラとチャーシューの煮汁のほのかなコクが、絶品。
どれも主張し過ぎず、
自家製の麺とワンタンの美味しさを引き立てている。

ワンタンの生地を見せてもらったのですが、
ちょっとやそっと引っ張ってもちぎれないほどの
コシがあるにもかかわらず、
まるでシルクサテンのような繊細な滑らかさ。



“口の中でとろける”というワンタンへの賛辞があるが、
確かな存在感をもって喉を滑り落ちていく食感、
いわゆる喉ごしこそ、ワンタンの神髄だという気がする。
満月のワンタンを食べて、そう思った。

店を出るときの時刻15時。
入れ替わりに大人数のグループが来店した。
「ワンタンメン、11コね!」

 

■満月
山形県酒田市東中の口2-1
0234-22-0166
11時?16時半(休:2・12・22日+不定休)
ワンタンメン:650円
 
 
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