中華そば「かわらや」
入店、12:42。
打ち合わせの時間まで30分以上ある。
場所はすぐ近くだし、店内をざっと見回したが
注文待ちの客はいない。
「中華ください!」
注文品を待ちながら、打ち合わせ場所の確認。
渡された地図を見る。
ネットマップをプリントアウトしたものだ。
その左上に赤のボールペンでメモ書きがある。
"13:00〜 ○○様にて"
げっ(@_@)!
勘違いした、13:30〜と。
10分あれば現地に着くので、まだ余裕はある。
ラーメン食べなきゃね...。
だっ、と席を立ち厨房に向かって事情を話す。
「もう茹で上がるじゃ〜 でもいいよ」
礼を言い、また来ますから!と店を飛び出した。
14:20。
打ち合わせ終了。まっすぐ取って返し、
来ました〜!と声をかけつつ再入店。
「あらら♪」
と笑顔で迎えられ、さっき茹で上がりかけていた麺は、
すぐ後のお客さんに出せたから、と教えてくれた。
安堵し、ようやく無事に遅い昼食にありついた。
味?
美味しくないワケがない(笑)
鰹だしと動物系だしのバランスよく、
スープ表面には適度に脂が浮いている。
醤油の香りが鼻をくすぐる。
すっきりしていてコクがあり、旨味と甘味が絶妙。
麺は中細でかなり縮れの強い自家製麺。
一晩寝かせ、翌朝に切る。
茹で加減もびったしで歯ごたえ、喉ごし文句なし。
スープもよくからむ。美味い、美味い。
チャーシューは小振りのものが2枚。
豚の柔らかな旨味の奥に、確かな香味が見通せる。
...っと、少し大げさな表現をしてみたものの、
どこから見ても、ただの懐かし系中華そばである。
"ただの中華そば"なのに、ビックリするほど美味しいのが、
山形のすごいところなのだった。
■かわらやそば屋
山形県寒河江市幸町1-38
0237-84-2563
11時〜19時(休:第1・3日曜)
中華そば:600円
↑「寒河江=福家」という図式が好きじゃないヘソ曲がりです...クリック!
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