バランスボール チェア その2
イスを選ぶ際に大切なのは、AとDの関係。
現在使っているデスクとAcutulum(アクチュラム)では、
A(デスクの高さ)=72cm、D(座面の高さ)=47cm。
イスをバランスボールに代えてもこの関係をキープしたいので、
Y先生のもとへメジャーを持参した。
バランスボールの場合、全身丸ごと
エアダンパー+エアクッションみたいなもんなので、
C(空気を入れたバランスボールの直径=高さ)はともかく、
Dは座ってつぶれた状態での高さを計る必要があるため、
スタッフの人に手伝ってもらった。
しかも、体重が違えば沈み方も違うので、
自分が座ってみないと意味がないからである。
Y先生のところにあったのは、
表示サイズ65(cm)と75(cm)の2種類。
で、65は直径63cmに、75は65cmに膨らませてあった。
これがそれぞれC値。
座ってみる。
65は48cm、75は46cmに扁平した。
これはそれぞれD値。お分かりだろうか。
65は表示サイズ近くまで空気がパンパンに
入れられているためあまり沈まず、
75は表示サイズに10cmも満たないぐらい
空気の入れ具合が緩いため、グーっと沈み込むのだ。
この沈み込み方=扁平率は、座面の高さだけでなく、
座り心地にも大きく影響する。
65の空気パンパンの方は、反発力も強く、お尻の接地面も小さい。
75の空気ゆるゆるの方は逆に、包み込む感じで接地面が大きい。
こりゃ使ってみるしかない。
Y先生のご好意に甘え、
2サイズのバランスボールを貸してもらいテスト。
結果、短時間なら65のパンパン、
長時間なら75のゆるゆるという微妙さ。
ところがである。
75ゆるゆるは大きく扁平するため、ふくらはぎ部分が
バランスボールの側面に触れてしまうのだ。
これは意外に不快だった。
特に長く座っていると気になってしょうがない。
そこで最終的には、65を譲ってもらうことで決着した。
ちなみに、バランスボールの一般的な選び方は、
座った時に膝が90度に曲がるサイズ。
具体的は...
・〜150cm → 45cmサイズ
・150〜170cm → 55cmサイズ
・165〜185cm → 65cmサイズ
・185cm〜 → 75cmサイズ
...ぐらいが目安とされているようだ。
僕は身長165cmなので、
奇しくもジャストサイズのボールを選んだわけだが、
上記のように、イスとして使う場合は、
一回り大きい75cmの選択も十分ありである。
数値関係のおさらい。
モデル(被験者):身長165cm・体重59kg
デスク:「A」72cm・「B」65cm
バランスボール:
・65サイズ「C」63cm・「D」48cm
・75サイズ「C」65cm・「D」46cm
ここで初出のBだが、バランスボールに座った時の、
太ももとデスクとのクリアランスに関係する。
65サイズを使用した場合、
Bー(D+太ももの太さ10cm)=7cm。
窮屈さもなく、ちょうどいい。
さて、正式に導入してから今日で5日間が経過している。
試用期間も含めると1週間...その使い心地は?
当初の目的である居眠り防止効果は?
これがですねぇ...
(その3に続く)
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