寒冷地におけるデジカメのバッテリー性能の低下について

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愛用している、ペンタックスのOptio W60
これがここのところ機嫌が悪い。
スキー時に電源が入らなくなる(極端に入りづらくなる)のである。

湯殿山スキー場で1度、月山のバックカントリーで2度。
いずれも低温環境での症状だから、
バッテリー性能の低下が原因と推測され、
カスタマーサポートに問い合わせてみた。

回答の内容を披露することはできないが、
取説にも明記してあるように、
「使用環境温度が下がると、バッテリーの性能が低下します。
寒冷地で使用する場合は、
予備のバッテリーを用意して衣服の中で保温するなどしてご使用ください。」
とまあ、そういうことらしい。

問題は、その症状が0℃前後から起きることだ。
Optio W60は、マイナス10℃の環境下でも稼働すると謳っている。
にもかかわらず、それはあくまでも本体の機能のことで、
バッテリーは別...ってのはどう考えたっておかしい。
バッテリーがダメなら使えないわけで、
「本体が稼働する」とは言えないのではないだろうか。
フツー、常識的に。

特に、Optio W60のバッテリーは、680mAhと貧弱きわまりない。
ちなみに、同じ防水デジカメでも、
パナソニックのDMC-FT1のバッテリーは940mAh、
オリンパス μTOUGH-8000は925mAh、
防水ではないものの、Canon G11なら1050mAh。
G11と同じバッテリーを使うG10などは、
雪山登山でジャケットの外に裸で持ち歩いても
撮影できた例さえネット上で見かける。

カタログスペックで、耐寒を謳う謳わないに関わらず、
「バッテリーの大きさ≒アンペア数≒耐低温」と考えるべきのようだ。

さて、どうするか。
 
 
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