大蒸篭「萬盛庵」

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意外にも生涯2度目の萬盛庵。
盛りの上品さでは定評があるので、迷わず大蒸篭(せいろ)。
そばの香り、ほどよく残る歯ごたえ、すすすと心地良い喉ごし。
甘くもなく辛くもなく、
そばの風味を生かすシンプルなそばつゆは、
サラサラとしたそば湯で割ると、
一転して出しの豊かな香りが立ち上る。

好む、好まざるは十人十色なれど、
近隣にお住まいなら一度は食す価値ありかと。

そば猪口にはわずかのつゆを入れ、ネギは入れず、
箸でたぐったそばはつゆに浸さず、
そばの先で、猪口の底をチョンと叩くのみ。
七味は饒舌過ぎるゆえ、食べる分だけのそばに一味をパラリと。
わさびも同様、ほんの少量をそばの上に軽く乗せて。
(萬盛庵の"もり"にわさびはついてないけどね)
使わないネギと残ったわさびは、そば湯を楽しむ時に。

もちろん、食し方とて十人十色でいっこうに。

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■萬盛庵(まんせいあん)
山形県山形市旅篭町1-3-21
023-622-2167
11時?17時/売り切れ次第終了(休:月・第2日)
大蒸篭(もり大盛り):1,000円
 
 
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