牛タン居酒屋「都留野」

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話は、仙台ヒカペが通りを照らす昨年末に遡る。

北海道在住のおしどり漫才夫婦、
北海道→横浜→岩手を転々中の友人と
仙台で久しぶりに飲んだ。
正確には、山形で再会を果たし、
蕎麦、ラーメンを制覇した足でそのまま仙台に移動、
牛タンに舌鼓を打ったのだった。
もっと正確に言うなら、
牛タン屋で別れ、最終の高速バスで帰形するぼくを尻目に、
彼ら3人は牡蛎を出す店を執念で探し出し、明け方まで飲んだらしい。
もっと付け加えるなら、
明け方まで飲んで一眠りした漫才夫婦は、
平田牧場の三元豚を平らげ、帰っていった。

恐るべき胃袋。

彼らとの初めての出会いを語り始めると、
話はどんどん長くなっていくので割愛するが、
あの小樽の夜がなかったら、
ぼくが北海道に毎夏のように通い詰め、
多くのキャンパーと知り合い、
まるで親戚同様の付き合いが今に続くことはなかった。

そして、遠方より集う友人たちとの、
せっかくの再会なのだからと探し出した店が、
この「都留野」だった。

何をもって、仙台一というかは人それぞれの評価があると思う。
狭い、ランチはない、食事目当ての客はご遠慮の店。
が、仙台の牛タンを語るなら、一度は行くべき名店であろう。

上の写真が、牛タン焼。
厚みが違う、ジューシーさが違う。
歯ごたえありで、噛みしだくと旨味がじわっと口の中に広がる。

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そして牛タンの刺し身(左)と、タタキ(中)、角煮(右)。
牛タン焼と違い、ここからは日本酒や焼酎がぴったりの世界。
刺し身はお値段高めのまさに珍味。
好き嫌いが分かれると思うが、話のタネにぜひ。
酒との相性良く、ぼくは大変おいしくいただきました。
タタキ、角煮は文句なしの絶品!
これを頼まなきゃ、都留野に行ったかいなし!ぐらいの美味。

店主の客あしらいについての評判や、
予約の電話を入れた時の応対など、一抹の不安があったものの、
行ってみれば終始にこにこ顔で(たまたま機嫌が良かった?)、
終始、楽しく美味しい時間を過ごすことができた。

山形からなら、バス遠征がオススメ。

■仙台の牛タン居酒屋 新料理 都留野(つるの)
宮城県仙台市青葉区一番町4-5-40 おの万ビル B1F
022-221-0806
18時?22時(休:日)
http://www.k2.dion.ne.jp/~turuno/
 
 
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