>> やまがた食い倒れ アーカイブ

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住宅竣工の写真撮影で、近頃寒河江に行くことが多い。
で、その撮影の合間に連れていってもらったのが、蕎陶庵。
外観はごく普通の(というか少しくたびれた)住まいなので、
初めて1人で入るのはかなり勇気がいる。

玄関を上がると、リビングダイニングであったろうスペースと、
茶の間あるいは客間(あるいは仏間?)であったろうスペースに、
8卓ほどのテーブルが並べてある。

せいろを頼んだ。
しばらくして、1枚運ばれてくる。
大盛りはもう1枚あとで持って来てくれるという。
見ての通り、更級系の細打ちで色も白い。
が、1本すすってみてビックリ。
かよわそうな外観からは想像できない、
しっかりした喉越し、歯ごたえ、そばの香り。
栞を見ると、国産玄そば碾き立て、打ち立てのトイチそばとのこと。
なるほどである。

ラーメンほど好んでは食べないので、比較対象数はそれほどでないが、
山形県内のそばの中で、トップクラスの好印象。
文句なしに美味しい!
本鰹の本枯節を使用したそばつゆも、
雑味がなくシンプルで、そばを引き立てる。

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美味しいと思う蕎麦屋はたくさんあるけれど、
今、一番オススメの(「隠しておきたい」でもある)一店である。
ちなみに、鴨せいろより、絶対普通のせいろがいい。

メニューの中に、「あげそばもち」というのがある。
外側がサクッと薄皮状になっていて、中はフワフワとろり。
こちらもサイドメニューとして、ぜひお試しを。

*「えー、この家が店?」というサプライズをお楽しみいただくため、
外観の写真は載せないのだ(笑)

■蕎陶庵(きょうとうあん)
山形市寒河江市大字寒河江字塩水9-8
0237-86-9353
11時半〜15時頃(休:月)
そばせいろ:720円(大盛り+200円)/あげそばもち:250円
 
 
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話は、仙台ヒカペが通りを照らす昨年末に遡る。

北海道在住のおしどり漫才夫婦、
北海道→横浜→岩手を転々中の友人と
仙台で久しぶりに飲んだ。
正確には、山形で再会を果たし、
蕎麦、ラーメンを制覇した足でそのまま仙台に移動、
牛タンに舌鼓を打ったのだった。
もっと正確に言うなら、
牛タン屋で別れ、最終の高速バスで帰形するぼくを尻目に、
彼ら3人は牡蛎を出す店を執念で探し出し、明け方まで飲んだらしい。
もっと付け加えるなら、
明け方まで飲んで一眠りした漫才夫婦は、
平田牧場の三元豚を平らげ、帰っていった。

恐るべき胃袋。

彼らとの初めての出会いを語り始めると、
話はどんどん長くなっていくので割愛するが、
あの小樽の夜がなかったら、
ぼくが北海道に毎夏のように通い詰め、
多くのキャンパーと知り合い、
まるで親戚同様の付き合いが今に続くことはなかった。

そして、遠方より集う友人たちとの、
せっかくの再会なのだからと探し出した店が、
この「都留野」だった。

何をもって、仙台一というかは人それぞれの評価があると思う。
狭い、ランチはない、食事目当ての客はご遠慮の店。
が、仙台の牛タンを語るなら、一度は行くべき名店であろう。

上の写真が、牛タン焼。
厚みが違う、ジューシーさが違う。
歯ごたえありで、噛みしだくと旨味がじわっと口の中に広がる。

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そして牛タンの刺し身(左)と、タタキ(中)、角煮(右)。
牛タン焼と違い、ここからは日本酒や焼酎がぴったりの世界。
刺し身はお値段高めのまさに珍味。
好き嫌いが分かれると思うが、話のタネにぜひ。
酒との相性良く、ぼくは大変おいしくいただきました。
タタキ、角煮は文句なしの絶品!
これを頼まなきゃ、都留野に行ったかいなし!ぐらいの美味。

店主の客あしらいについての評判や、
予約の電話を入れた時の応対など、一抹の不安があったものの、
行ってみれば終始にこにこ顔で(たまたま機嫌が良かった?)、
終始、楽しく美味しい時間を過ごすことができた。

山形からなら、バス遠征がオススメ。

■仙台の牛タン居酒屋 新料理 都留野(つるの)
宮城県仙台市青葉区一番町4-5-40 おの万ビル B1F
022-221-0806
18時~22時(休:日)
http://www.k2.dion.ne.jp/~turuno/
 
 
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冷たい肉そばで知られる漆山本店の立花。
ぼくはここの冷たい肉中華が大の好物なのだが、
この日はどうしてものそば気分。

そばの色味は田舎そば風に黒いのだけれど、
太さがほどよく、すするのも可、噛んで味わうも良。
蕎麦つゆもシンプルな味で、そばの香りを邪魔しない。
ゆえに当然、ネギもワサビも七味も入れない。

げそ天がけっこう美味しいんだな。
初めて食べた。
衣はさっくり、げそはフンワリ。
衣に濃いめの味がついているので、
つゆにつける、つけないはお好み次第である。

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そば湯はあっさりさらさらタイプ。
濃厚どろどろも満足度が高いが、これはこれであり。
残しておいたネギ、ワサビは、ここでそば猪口に投入。
これがたまらんのよ。

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■肉そば処 立花 南支店
山形県山形市明石堂1-2
023-646-4366
11時〜19時(休:月)
げそ天もりそば:750円(大盛り+150円)
 
 
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新庄界隈に行くと、真っ先にこの店が頭に浮かぶ。
昼時でなかったり、「ラーメンにしようかな」と思い直したりして、
スルーすることも多いのだが、
それでも、店の前を通ったら必ず唾液が分泌する。

以前、この場所にはモスバーガーがあって、その頃のスタッフが、
モス撤退後に味を継承しつつオリジナル化したとか、
なにかしらの理由がきっとありそうなモス風ハンバーガーを出す。
"モス風"と書いたが、モスよりも優しい滋味にあふれる。
天然酵母や無添加や自家製や地産地消へのこだわりが、
「ナチュラルファーストフード」のキャッチフレーズになっている。

値段は高め。
低価格と圧倒的なボリュームのCMで勝負する、
メジャーどこに太刀打ちするのはしんどいだろうと思う。
だからこそ、がんばってほしい。

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バンズはふんわり柔らかく、表面がほのかにサックリ。
厚切りトマトとタマネギとレタス、そして四角いハンバーグに
ケチャップマヨネーズがベースのソースがたっぷり。
これを包んで食べるペーパーは白無地で、
ロゴマークすら入っていないのが、またいい。

行ったことないって人はぜひ!
ファンになってもらえたらとってもウレシイし、
「イマイチ」と思ったとしても、後の祭り〜。
一度は売上に貢献してもらえたということで...(笑)
そういうわけで、だまされたと思って、ね♪
だって、こういう地元店、大事じゃん。

ドライブスルーもありまっせ。

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■HANDS BURGER
山形県新庄市金沢2002-1
0233-23-5221
10時〜23時(土日祝:9時〜)
ハンズバーガー:320円/プレーンドッグ:300円/ブレンドコーヒー:200円
 
 
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惜しまれつつ閉店したシトロンのマスターから
こんなメッセージがコメント欄に届いていた。

約半世紀にわたり続けてきました料理人生がつい先日のように感じられます(閉店後半年が過ぎました)、、、、、、、、

山大医学前の /えすかるご/ イタリアンの店ですが 。  ご存知ですか? そこのマスターからデミグラスソースの作り方を教わりたいとの事で今年の初めに会っていろいろ料理について話をしました。、、私もシェフには恵まれて育ちました。
いろんな方から教わりました。技術は私にとって一生の宝です
これからも出来る限り残していきたいと思いますので宜しくお願いします。

もしえすかるごに行かれましたら私から聞いたと一言お話し下さい。
 
 
「これは行かねば!」と思いつつ、約1カ月が経った。
えすかるごに行ったのは、何年ぶりだろうか。
喫煙席と禁煙席が左右に分けられ、落ち着きのある店内、
最低限でしかも気配りのきいた接客、
こんないい店があったんだよなぁと改めて再認識した。

店の前に出ているランチボードを見れば、オーダーは迷わない。
直伝そのままか、えすかるごならではの+αがあるのか、
ぼくにはそこまでは分からないけれど、
確かに、あの、苦味のある大人のデミグラスソース。

でも、同じか、同じでないかはあまり問題じゃない。
と、食べながら思った。

受け継ごうとする意志と、伝えたいと願う意志。
切磋琢磨し続ける二人の料理人の交流があったという
その事実がなんだかウレシイ。
そして何より、ただただ、美味しい。

ボリュームのあるハンバーグにたっぷりの野菜。
(春菊が入ってるんですよ、これが実にスパイシー♪)
食後のコーヒーもすごくフレーバーで、
ちょっと遅めのランチタイムを満喫したのだった。

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■Kitchen House えすかるご
山形県山形市飯田西1-2−30
023-625-1730‎
11時半~22時(ランチ:〜15時/ディナー:17時~)
デミグラスソースハンバーグ:850円(スープ・ドリンク付き)
 
 
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