好きなそば屋の一つ、長右エ門。
「寒晒し」の張り紙に誘われてついフラフラと。
日々限定食ゆえに大盛りは不可。
長右エ門が好きな理由 その1:
細打ち更級系でコシの強いそばと、
そばの香りを邪魔しないシンプルなそばつゆ。
ラーメンスープなら出しの強さが好きな僕も、そばつゆは別。
長右エ門が好きな理由 その2:
平清水焼 七右衛門窯の器。
仕事場で愛用しているコーヒーカップも同じ。
色、風合い、肌触り、全部好きなのだ。
もし七右衛門窯ケータイがあったら、買う(笑)
もし七右衛門窯Macがあったら、買う(笑)
長右エ門が好きな理由 その3:
静かで落ち着いた店内。
人気店にもかかわらず、いつ来店してもホッとする。
この店でそばを食べている“時間”がとてもいい。
テーブル席も窓からの光の入り方が好きなのだが、
座敷に座ったら帰りたくなくなってしまう。
長右エ門が好きな理由 その4:
とどめは可愛い爪楊枝入れ。
すべて2本ずつシャツを着ている。
年がいもなく、見て、見て〜♪という感じである。
困るのは、もったいなさ過ぎて使えない。
ところで、そば湯の飲み方だが、
そばを食べる時は一切使わない
薬味(ネギ、わさび)やお新香は、ここで一気に使う。
そば猪口にわずかのそばつゆとネギとわさびを入れ、
そば湯を注ぐと、本わさびならなおのこと、
そばの香りの合間からフワッとわさびの香りが起ち上がる。
これを、お新香を食べつついただくのだ。
■長右エ門
山形県山形市城西町3-16-6
023-644-1001
11時半〜15時/17時〜20時(売切御免/休:火)
寒晒しそば:900円
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Artfolio ヤマガタ (4)


旨い蕎麦屋は大事にしたいですね。
以前札幌には「大黒庵」という蕎麦屋があり、テーブルに活けられる野草や窓外の草生した風景など大好きだったのですが、いつからか客が並ぶようになり、ひっそりと店を閉めてしまいました。
店主の趣味だったのか、知遇を得ていたのか判然としませんが、高見順の書簡があったり、札幌出身の画家、三岸好太郎の絵を美術館に貸してあるということで、実物大の絵の写真が飾られていたり(畳二畳ほどの大きさ)、蕎麦以外の楽しさも多かったのに残念でなりません。
コーさん。
老舗はそば屋に限らず、新しい店には決してマネできない、時間が育んだおだやかな個性が感じられます。
店一件を失うだけでなく、なんだか地域の文化が消えていく寂しさがありますね。