2009年8月アーカイブ

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キャンプツーリングの最終日、
仙山線の下り列車で愛子から輪行する予定を
作並に変更したのは、愛子駅の先にこの店があったから。
以前食べたのは何年前だったか覚えていない。

天童に出店したこともあったが、
瞬く間に姿を消し、それ以来...。
愛子分店にいたってはフロム*ヤマガタを始めるそのずっと前だ。

"しょうゆ"という選択肢もあったが、
次にいつ来るか分からないし、定番のみそに。
白みそベースであっさりした甘めのスープは、とても優しい味。
自慢の仙台辛味噌は、丼にさされているレンゲに
最初から仕込まれている。
スープの甘さにガツンと味噌の刺激が加わって、コクも増す。
美味しい。愛子駅をスルーしたかいがある。
おろしニンニクを少しだけ足して、さらに旨味が出て、
あっと言う間に完食した。

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麺は太めのゆる縮れで、コシと歯ごたえはさすがの人気店。
喉を滑り落ちる際にもしっかりとした存在感を示す。
具材類は、中華系に限らず炒めたものが多い中、
味よしの場合は、あっさり感を強調した茹で野菜のトッピング。
きっとこの方が味噌の風味が壊れない。
たっぷりのネギもうれしいボリューム。
チャーシューはバラ肉を柔らかく煮込んだジューシーさが特徴で、
スープや麺とのバランスもいい。

やっぱ、"しょうゆ"を食べに来ようかな...。

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■味よし 愛子分店
宮城県仙台市青葉区上愛子上遠野原1
022-391-7875
11時半~20時半(休:水)
みそラーメン:730円
 
 
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JR鳴子温泉駅を出てすぐの十字路角にも、
お土産兼食堂があった。
でもなぁ、と温泉街をぐるりぐるりと2周して、こちらの店に。
なんとなく店構えが気に入ったのだった。
暖簾には「大正十年創業」とある。

中に入ると、老舗の情緒というより、町の大衆食堂。
こういう場合、蕎麦屋といえどもラーメンを頼むに限る。
(どんな蕎麦屋でもラーメン頼むんだけどさ...笑)

で、チャーシュー麺を。

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スープは鶏豚ベースのオーソドックスな味。
ちょっとしょっぱめ。
塩分補給が必要なサイクリストにはちょうどいいかな。
濁りと泡が気になった。
麺の茹で加減は、この手の店には珍しい固めで、
コシ、歯ごたえがある。
トッピング自体は超シンプル。
チャーシューはほろほろジューシーではなく、
肉厚で食べごたえのある、もも肉のもっさりタイプ。
味付けはしっかりされていて食べ飽きないが、
あえてチャーシューメンにしなくてもいいかも。

再訪する機会があれば、次はそばを頼んでみましょうか。

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■生蕎麦 登良屋(とらや)
宮城県大崎市鳴子温泉字湯元26−3
0229−83−3131
11時〜19時(土・日・祝:〜15時)
チャーシュー麺:740円
 
 
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仕事でもお世話になっているイラストレーター、多田和絵さんと、
芸工大同期のジュエリークリエーター、川勝節子さんとの二人展。

川勝さんのジュエリーやアクセサリーは初めて見ましたが、
洋と和のバランスがとてもいい。
色使いやモチーフは日本テイスト。
これが決して出過ぎることなく、
シルバー主体のマテリアルにマッチしていて、
作品としても商品としても、カワイらしさだけでない
一種の品格を保っています。

多田さんのマザーグースシリーズ、これは必見です。
大きな板に描いた大作は、
見ているこちらまでもニコニコしてしまう楽しい作品。
コラボ作品でもある、駆け落ちする皿とスプーンは、
五十過ぎのオッサンが思わず、か〜い〜♪とはしゃいでしまった。
最近の仕事として、仕上がった印刷物と原画が並べて展示してあり、
これからイラストレーターを目指す人にも興味深いはず。

会期は2週末先までなので、ぜひに。

それと。
常設展示されている真下作品や、
会場である真下慶治記念美術館の建物、そして、
最上川を借景にしたロケーションも素晴らしい。

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■Setsuko Kawakatsu × Kazue Tada
会期:〜2009.9.6(日)
場所:真下慶治記念美術館
山形県村山市大字大淀1084-1
0237-52-3195
時間:9時〜17時(入館は16時半まで/休:月)
入館料:大人300円/小中学生150円
 
 
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■8月21日(金)/4日目 走行距離:約74km

松島町町民の森[野外活動センター]〜R346〜松島〜R45〜塩釜〜R45〜仙台〜R48(作並街道)〜作並〜JR仙山線〜山寺〜県道62・県道19・県道275・県道22〜山形(ベニバーズとうかい)
 
 
【松島】

6時起床。
毎度の携帯食とコーヒー。

少しゆっくりめに起きたのは理由がある。
松島まで来た以上、どうしても海鮮系の朝食が食べたい。
が、どの店で何時から食べられるか調べてこなかったため、
昨夜、友人からメールで情報を提供してもらっていた。
目指すは、松島さかな市場。開店は8時。
そういうワケで出発は7時半。

鬼首で濡れてしまったフライやフットプリントは、
昨夕のうちに、というか、張るなりほとんどすぐ乾いたため、
撤収はラクチン。
それに今日は帰路なので、どうせ帰ったらメンテするし。
観光街に入る手前のサンクスで、ドリンクと煙草を買い、
その代わりに昨晩のゴミを捨てさせてもらった。
そうこうするうちに雨が降り始め、レインウェアを着込む。

さかな市場は、伊達政宗歴史資料館をすり抜けた先にある。
1階のレジで注文、別のカウンターから食事を受け取ったら、
2階の食事スペースにセルフで持って行って食べる...というシステム。
注文時に「19」番札を渡されて待っていると、
お膳を差し出すおばちゃんが「わたしと同じ歳の番号だね〜」と、
せっかくの食欲をそぐ冗談を言う。要注意!(笑)
頼んだのは、海鮮ちらし。1,575円。
結論。
ネタの新鮮さ、ご飯も含めたボリュームともに、
酒田・海鮮どんや とびしまの圧勝。
しかも味噌汁、おしんこまで付いて500円も安い。

さすが日本三景。観光地価格ゆえ、致し方なし。

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お腹が落ち着いたところで、
歩道をのんびりと走り抜け、塩釜、多賀城へ。
それにしても塩釜までのR45は、道幅が狭くて超恐ろしい。
大型トラックはバンバン走ってるし、こちらは荷物を積んでるし、
路面は雨で濡れてるし。
それと町外れの坂道(塩釜寄り)は、歩道を行かない方がいい。
木質チップを固めたような、ふかふか道で、
走りづらいことこのうえない。
しかも、ずっとガードレールが切れず、
車道に降りたくても降りれないのだ。あ〜シンドかった。

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【仙台】

多賀城で、激しくなった雨を避け、
マクドナルドでコーヒーブレイク&雨宿り。
仙台市内でR48に移り、市街地を抜けたミニストップで、
今度はソフトクリームブレイク。

【作並】

当初、愛子から輪行する予定でいたのだが、
昼飯をその先の味よしで食べたいがためにスルー。
仙山線とR48が並行する最終地点、作並まで走ることにした。
関山峠を自走して越える気は最初から全くなし。
トンネルを走っているうちに、後の荷物が突然重くなる...
なんて考えたらコワ過ぎるし(汗)

味よしのみそラーメンでパワーをつけ、一気に作並まで。
14時半過ぎ、JR作並駅着。
次の列車まで50分弱時間があったので、
休憩しながら輪行の準備。

フロントバッグ、サイドバッグを降ろし、
リアキャリアをはずし、KHS F20-Rを折りたたむ。
ハンドルは抜かずに、そのまま輪行袋からはみ出る姿に。
ちょっとみっともないが、乗車区間も短いし、
ガラ空きの列車内なら問題ないだろう。
右肩に14kg程度の自転車、
左肩、左手に12kg程度のバッグ類。
山形行きのホームが一番線で良かった〜。

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【山形】

作並駅乗車、15時23分。山寺駅下車、15時44分。
たった20分足らずでも、輪行楽し〜。
クセになりそうだ。

山寺駅で、KHS F20-Rをもう一度セットアップし直し、リスタート。
17時、山形着。4日間の夏旅を無事に終えた。
 
 
8月18日(火)/1日目8月19日(水)/2日目8月20日(木)/3日目|←|
 
 
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■8月20日(木)/3日目 走行距離:約86km

鬼首・吹上高原キャンプ場〜荒雄湖湖畔公園〜R108(羽後街道)〜鳴子温泉〜R47(北羽前街道)〜古川〜R108(石巻別街道)〜涌谷〜R346〜鹿島台〜R346〜松島町町民の森[野外活動センター]
 
 
【鬼首】

5時起床。
朝露か、霧雨か、
目が覚めると、外光に透けてフライに水滴がびっしり。
文字通りの水玉模様が美しい。
インナーテントがフルメッシュのMSRハバならではの光景。
撤収を考えるとうっとうしい思いもあるが、
これもまたキャンプの楽しさである。

さて、と、フライ前室の片側だけを開け、
昨朝同様にコーヒーを入れて、携帯食で空腹を満たす。
到着後のビールと、起き抜けのコーヒー。

至福。

着替えを済ませてからテント内で荷物をまとめ、
テントはまるごとトイレ前の軒下に移動して畳んだ。
インナーは濡れないように気をつけて専用のスタッフバッグに入れ、
サイドバッグのゴミ袋の内側へ。
フライとフットプリントは、テキトーに丸めてゴミ袋の外側へ。

"防水システム"というと大げさだが、
ぼくはサイドバッグ用のレインカバーを持っていないため、
中にゴミ袋を突っ込み、濡らしたくないものはその中に、
濡れても平気なものはその外側にパッキングしている。
建物に内断熱と外断熱があるように、
この場合は、「内防水」とでも言おうか...。
雨が降り出すたびにレインカバーを付けたり外したりの
煩わしさがないし、実に使い勝手がいい。

【鳴子温泉】

出発、7時。
湿った空気はいくぶんドライになった。
鳴子温泉までの道のりを思うと、
レインウェアを着込まずに走れるのはなによりだ。
とは言え、アップダウンはあるものの、
標高的には"下り"なので、思っていたよりも苦労せずに
鳴子大橋のR47まで辿り着いた。
温泉街は朝霧に煙っていた。

そのまま東鳴子温泉まで走り、
町外れのサンクスでおにぎりとカップ豚汁を買い、
朝飯第二弾。


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【岩出山町】

国道の多くは市街地を迂回するバイパス化が進み、
普通に走っていると、町を素通りしてしまう。
旅の面白さって街道沿いの街並みを眺めることだと
思っているぼくは、途中、なるべくバイパスからはずれ、
生活感の漂う街中に入るようにしている。
*「町」と「街」をあえて混在させて書いている

伊達政宗の居城があった岩出山町も古い町。
一部道路拡張が行われ、新しい街区もあるが、
辻々に趣のある木造の商家やかつての旅籠らしき建物が点在する。
クルマがすれ違えないような小路もたくさんあり、
もう一度ゆっくり散策したいと思った。

持っていったデジカメのバッテリーが根性なしの互換品だったせいで、
3日目朝から黄色点灯しはじめ、先を考えて、
街並みの撮影を控えてしまったのが悔やまれる。
*ここから先写真が少なめなのもそんなワケです

【古川】

古川が近づくと、R47も道幅が広がり始め、
路肩を走るストレスがだいぶ和らぐ。
東北自動車道の古川I.C.を過ぎたあたりで、
ロードサイドに、「とんかつ たいこう  次の信号左折」の看板。
見ると11時半開店。
時計は11時前。
食べたいな〜、でも待つのも時間がもったいないかな〜。
そんなことを迷いつつ目当ての交差点に入り、
左方向に目をやるとツルハが見えた。
とんかつはともかく、
持ってきた燃料用アルコールが切れかかっていたので、購入。
ツルハを出て「たいこう」の店の前を通ると、
11時ちょい過ぎなのに、暖簾が出ている♪

店に入り、「一番のおすすめはなんですか?」と聞き、
迷わずそれにする。

SPF豚さくらとんかつ定食。1,344円。

ごはんと味噌汁とおかずと小鉢と漬物と...。
ちゃんとした"食事"は久しぶりだったので、ものすごく贅沢な気分。
高校野球をテレビ観戦しながら、ゆっくりと味わった。
「たいこう」は、えびフライも評判な人気店らしく、
ぼくが店を出るときには、
12時前にもかかわらず、ほぼ満席状態だった。

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「とんかつ たいこう」
宮城県大崎市古川北町1-3-3
0229-23-4755

【松島】

R108を進み、涌谷からR346に入り、
鹿島台を抜けて一路松島町へ。
涌谷もあえてバイパスではなく街中を進んだが、
中心商店街のさびれ方と反比例して、
由緒ありそうな建物が次々と現れ、目を楽しませてくれた。
自転車旅ならではの良さである。

自転車旅と言えば、一番の肝は、
どこで飲料用アルコール(食材含む)を仕込むか、である。
早めに買い過ぎると、重くなった荷物を積んで
長い距離を走ることになるし、買いそびれたら一大事。
なので、朝のうちから最終買い出し可能地が気にかかる。
そればっかり考えて走っていると言えなくもない(笑)
(万一買いそびれた場合の保険として、いいちこを300ml常備している)

本日のルート上では、鹿島台に狙いをつけた。
案の定、マックスバリューを発見し、
またしてもビール3本、ワイン、ブロック氷を購入。
さらに、最終夜なので、貝付きホタテ、
手羽元も合わせて買い足した。

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野外活動センターは、松島の海岸線から約5kmほど手前、
松島町町民の森内にある。
国道沿いの看板から入るとすぐに道が左右に分かれ、
左が介護福祉関係の施設、右が野外活動センター。
短いながらもアプローチはやっぱり急な登り坂。
ペダルを踏み込む掛け声は「ビール!ビール!ビール」である。

野外活動センター着、15時半。

古いタイプの、と言うか、青少年自然の家的な施設。
センターハウスの奥にキャンプサイトがあり、
炊事場、トイレは比較的新しく、
掃除が行き渡っていてキレイだった。
ゴミは持帰りが原則。
その割に利用料が1,500円はちょっと高いなぁ。
しかも17時以降は管理者がいなくなる日もあるようなので、
早めに到着する必要がある。
*遅入り、早出すればタダか...って話は読まなかったことに(笑)

受付を済ませる時、介護福祉施設に
外来入浴可能なお風呂があると教えてもらって大喜び。
炊事場での水浴びを覚悟していたので、これはウレシイ誤算。
そそくさと缶ビールの1本目を空けながらテントを設営し、
ぶらりぶらりと入浴施設「どんぐり」まで歩く。
下って上って、下って上っての往復だったけれど、
風呂上がりに丘の上の涼しい風が心地良かった。

「どんぐり」は入口を入ると関係部署の役所みたいで、
カウンターのはじっこが入浴受付。
お風呂はその右奥に進んだ先にある。とまどう。

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テントサイトに戻り、
2本目の缶ビールをぐびぐびしながら、調理。

まずはホタテ×2。
Trangiaのストームクッカーはこんな使い方もできる。
ストーブ本体は地面に置き、
風防の下だけを五徳代わりに。

次は手羽元。
熱したフライパンにオリーブオイルをしき、
風呂に行く前にクレージーソルトで下ごしらえしていた
手羽元を並べる。
皮側からこんがりと焼き上げたら出来上がり♪
ビールは3本目に。

締めはアラビアータ。
レトルトソースを温め、茹でたサラスパと
ただ混ぜ合わせただけなのだが、ワインにぴったり。

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ミニマグライトをランタン代わりにして
1人ディナーを満喫しつつ、松島の夜は更けていく。
明日の最終日は初の輪行。
 
 
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