年越し
《七日町リフォーム》
諸事情から冬工事となった七日町の家のリフォーム。
解体からほぼ1カ月、今年の大工工事は午前中で終了し年を越す。
昨夜は、金内さんと工事の進行に合わせて決めるべき懸案事項の確認打ち合わせを行ない、年明けの工事再開に備えた。
【1階】
配水管の工事は終わっている模様。
流しやトイレの位置がよくわかる。
以前の玄関も取り払われ、サッシが取り付けられていた。
1階は職人さんたちの休憩場所にもなっているからか、工事の効率からか、2階・3階のように床の下地がまだ張られていない。
2階に設置するバスルームやキッチン、トイレなどの配水管を取り回すスペースを確保するため、天井高を2,400mmから2,200mmにし、鉄骨はすべて覆われることになった。
また、義母の居室ということもあり、天井材はOSBではなくプラスターボード+塗装(白)に。
開口部分は、1階から2階への階段室で、西側の壁面は1階床から2階天井まで全面吹き抜けの本棚がどど〜んと。
こうやって下から眺めると迫力がある。
【2階】
ユニットバスが入った!
床の下地もほぼ張り終わり、茶の間的空間になるステップフロア(小上がり)のリビングがそれらしい佇まいになった。
床面は全面が30mm厚の山形県金山杉の無垢材フローリングになる。
ワクワクする。
ワクワクと言えば、3階天井は鉄骨現しの勾配天井にすることに決まった。
現し鉄骨の塗装や、鉄骨やブレースを回避しながらの造作になるため、+150,000円弱の工事費アップになるものの、遊び心満点なうえに開放感が大きく違うし、納戸的ロフトの収納力も格段にアップすることを考えて決めた。
屋根勾配を活かさなかったら、後々きっと後悔する。
見上げた写真は、2階から3階への階段部分の開口を眺めたもの。
この様子がほぼそのままに竣工するのだ!
【3階】
居室とウォークインクローゼットを仕切る壁の間柱や、下がり壁の下地がすでにできていて、3階も間取りが見え始めた。
間取りといっても、居室の仕切りは大きな引き戸1枚だけなので、ほぼフルオープンなフロアになる。
一部を除き勾配天井となるから、開放感は抜群。
3階のメインの使い方は、私たちの寝室。
子どもたちが帰省(帰郷)した時の寝場所(居場所)のスペースを確保しているが、1年の350日は、2人で夜眠るためだけの空間であるからして、もったいないと言えばもったいない。
ただ、住まいの中で「もったいない空間」=「意味のない空間」ではなく、豊かさやゆとりや、時には心のよりどころにもなるのだと思う。
鉄骨現しにこだわったのはそんな理由もある。
#写真はすべて、DP1 Merrill + GW-3
やっぱり、このカメラじゃないと撮れない空気感があるね。
2014年はここまで。
年明けから工事はズンズンとスピード感を増して進んでいくことだろう。
春の気配がする頃には、後回しにしている北側の第二期工事と、外壁全体のメンテナンスおよび塗装工事が始まる。
瀬野さん、金内さん、ますかわホーム(升川建設)豊嶋さん、来年もよろしくお願いします!