すっぽこ通信 '08 8/1号「やまがた街角」
すっかり、すっぽこってしまって申し訳ない。
完全に忘れ去られているであろう、
すっぽこ研究所のすっぽこ所長です。
「すっぽこ通信 '07 6/15号「すっぽこ店発見♪」」以来、
なんと約1年ぶりなんですな。
さて、今回のすっぽこ通信は、
本日、8月1日より各書店に並んでいる
『やまがた街角』8・9月号に、
すっぽこ文を書かせてもらいました...というご報告。
タイトルは「旧市街地にのみ残る異食文化の謎」。
旧知の編集部の方より依頼があったのは、1ヶ月ほど前。
その時はヤマニ食堂のことを書こうと思い、
何十年ぶりかで店を訪れてみたりもしたのだったが。
諏訪町に住んでいた子どもの頃、
折りあるごとに連れていってもらったヤマニ食堂。
頼むのはハヤシライスかチキンライスだったと記憶している。
それが今ではメニューからすっかり消えてしまっていた。
女将さん曰く。
「チキンライスは、"懐かしい"と言ってくれるお客さんがいて、
特別につくって差し上げることもあるんですよ」
そうこうしているうちに、
あっと言う間に締め切り日が迫り、
「ヤマニ食堂のことを書こうと思ってんですけど...」と、
かの編集氏に電話してみると、
「他にも書いてる人がいるので違う方がいいなぁ」とのこと。
かくして、持ちネタすっぽこになった次第。
ヤマニ食堂での"消えゆくメニュー"に
インスパイアされたと言えなくもない。
真夏のくそ暑い時期にはそぐわない話ですが、
ぜひ、書店で手にとってご覧いただければ、これ幸い。
*「すっぽこ研究所」では、山形県の「すっぽこ」について、
歴史的・文化的・民族学的研究に深く"楽しく"取り組んでいます。
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