すっぽこ通信 1/28号「すっぽこ会食」

去る1月26日、雪が降りしきる絶好のすっぽこ日和の中、
「すっぽこ通信 1/24号」でご案内した通り、
羽前屋ですっぽこ会食を行いました。


ブログから申し込みいただいた方もいたんですが、
急に体調を崩されたりして、最終的に総勢6名の参加となりました。
すっぽこが6つ並ぶ光景は、いやいや、天晴れ♪

すっぽこ会食と言ってますが、羽前屋の場合、
メニュー名は「しっぽこ」。品川屋さんと同じ呼称です。

羽前屋のHPを見ると、
創業の地は雁島公園(現在の市役所裏)となっています。
ここはまさに、今の品川屋のある場所。
かつては軒を並べていたのでしょうか?
メニュー名が一緒なのはそのへんが関係しているのかもしれません。

 「すっぽこ」:たけだ食堂、寿屋本店、村形そば屋
 「しっぽこ」:品川屋、羽前屋


今回はトト蔵さんのゴチということで、
食事券に余裕もあったため、しっぽこ6つに「かいもち」を1つプラス。
実に豪勢な昼食会でした♪
へ研究員からは、すっぽこ研究所オリジナルTシャツの
お披露目もあり、なかなかの盛り上り。
*すっぽこTシャツは次回の通信で!(笑)

さて、これが羽前屋しっぽこ。


実にシンプルで上品な佇まい。
味も見た目同様、上品なだしの香りとさらっとしたあんかけが特徴で、
「しっぽく」の由来と考えられる大きめのしいたけ、
鳥肉、タケノコ(月山竹)の具に、セリが添えられています。



うどんがちょっと柔らかめでコシに欠けていたのが
残念でしたが、薬味についていたおろし生姜を加えると、
実に風味豊かになって、美味。これは新しい発見でした。

トト蔵さん、ごちそうさまでしたっ!



当すっぽこ研究所が現在把握している、
すっぽこ店は悲しいかな、これで以上。
今後は、すっぽこの“ゼロポイント”であると思われる、
近江八幡への調査旅行が不可欠な様相を呈してきました(笑)

手打ちそば 羽前屋
山形県山形市旅篭町1-18-11
023-622-5702
11〜19時(休:月/祝日の場合は休まず営業)
しっぽこ:1,000円

*「すっぽこ研究所」では、山形県の「すっぽこ」について、
歴史的・文化的・民族学的研究に深く“楽しく”取り組んでいます。
*皆様からの「すっぽこ」情報をお待ちしています。