ワンタンメン「竹田食堂」

すっぽこ (?_?)  への自己TB

「すっぽこ」の正体はどうやら「あんかけうどん」と判明した。
「しっぽく」が「すっぽこ」に変化し、それに伴って
「煮込みうどん」から中身も変化してしまったとの説もあるようだ。

しかし。
納得がいかないのは「すっぽこ」を今まで知らなかったということ。
それは僕だけでなく、回りのほとんどの人に共通している。
なのに、複数の麺処にメニューとして普通にあることの不思議に、
どうも釈然としないものがある。

いずれにしても「敵」を知らねば始まらない。
行ってきましたよ、竹田食堂 part2。

結論から言うと、タイトルからもわかるように、食べられなかった。
鍋焼きうどんの下にメニューが書いてあること、
「冬のメニューだよ」と言われたという報告コメントから、
きっと冬期限定の可能性が高いと予想していたからだ。

「あのう、すっぽこって今も食べられます?」(僕)
「あー、冬だけだ、今はない」(おばちゃん)
「やっぱり…いつからいつまで出すんですか?」
「11月からかな」
「ところで、どうしてすっぽこって言うんですか?」
「わかんない」(アッサリと)
「しっぽくってあるでしょ?それがすっぽこになったんですかね?」
「あれは煮込みうどんで、うちのはあんかけだぁ」
「だから、なんですっぽこって言うのかなと思って…」
「先代からすっぽこって言ってるからねぇ」

会話になっているような、なっていないような…(笑)

どっちにしても、11月までおあずけです。
夏もすっぽこ食べられる店があったら、情報乞う!

というわけで、気を取り直し、
竹田食堂の人気メニュー、ワンタンメンを注文。

 

ラーメンに50円プラスで、ワンタンがた〜っぷし♪
それも1つひとつボリュームがあって、食べごたえ満点。
僕のすぐ後に来た年配のご夫婦も、
ごく当然のように「ワンタンメン2つ」とオーダーしてた。



しっかし、ここのスープ。奥が深い。
シンプルに思える鶏と豚ダシの懐かしい味なのだが、
飲んでも飲んでも飽きない…というか、ますますウマウマ感が増してくる。
で、つい全部飲んでしまう。

 

行列ができるような派手さはないが、
流行り廃りに左右されない、老舗の確かさってあるんだよね。
その味が、その店の歴史を培ってきたわけだからね。

■たけだ食堂
山形県山形市七日町3-3-31(花笠通り/千歳館向かい)
023-622-5421
11時〜19時半(休:なし)
ワンタンメン:550円

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「(c)ちゅうかツルツルウマウマ隊」隊員No.48


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